『あなたの価値を高める!縁ディングノートプランナー』

目次

(1)縁ディングノートプランナー養成講座開催報告!

(2)あなたの仕事の希少性を高めよう!

 

今回のコラムは『お金と終活相続と夫婦問題の専門家』FP・コンサルタントの寺門美和子が担当させて頂きます。

 

2024年も8月となり、残すところ4ケ月となりました。当協会も、日々歩みを止めずに進んでおります。私も理事として、内部の基盤を盤石にする活動と、養成講師として講座開講を同時進行しており、暑くて熱い夏を過ごしました。

 

(1)縁ディングノートプランナー養成講座開催報告!

 

6月と7月に養成講座を開講しました。今週末にも開講します。ご参加者の皆様は、とても満足して下さっているようで、講師冥利につきるところです。講師は大勢おりますが、私の講座の特色は「多種多様な職業の方がご参加されている」ことかと思います。


キャリアコンサルタント・

不動産業・ヒーリング系の施術者・

大手企業事務でお仕事をされている方々

保険業・訪問介護・FP・不動産

人事部の方々。

 

上記2回の参加者は、各分野の第一線で活躍をされている方々でした。

動機は大きくまとめると下記の4つ。

 

■自分の終活・相続の為

■親の終活や相続を通して感じたことがあった

■仕事柄、終活や相続で揉めてしまっている方々に対して何かしたいと思った

■人生100年時代、相談業を行う上で「終活・相続」は避けて通れないから

 

縁ディングノートの良い所は、過去・現在・未来を通して考えることで、自分で自分の課題や問題に気づけたり、解決できたりすること。便利な時代だからこそ、日々はますます忙しくなり、見失ってしまうこともあります。だから、人生の棚卸が必要だと思うのです。そんな時代には手書きの「縁ディングノート」は最強のツールだと思います。

 

(2)あなたの仕事の希少性を高めよう!

私は、48歳の離婚を機に、コンサル業務という職業に転職をしましたが、中年期にそれまでのキャリアを捨て、新しい仕事にチャレンジすることに不安がありました。

 

私の場合は離婚と同時に、元夫と経営をしていた仕事を離職しなくてはならなくなったのです。特に、自分で望んだ離婚や転職ではなかった私。様々な葛藤と出会いがあり、「夫婦問題カウンセラー」と「FP」(ファイナンシャルプランナー)という資格を取得したのが、52歳の時でした。

 

私のキャリアは下記の様な歴史があります。

  1. ファッション流通業界×9年間
  2. 整体治療院経営×18年間
  3. 相談業務(FP・カウンセラー・コンサル)×8年間(現在進行形)

 

この異なったキャリアを3つ重ねているのですが、実はこれがとても良い効果を演出していると知ったのです。

 

【キャリアの大三角形】

令和時代になり、多くの価値観が変化しているのことに、皆さまは気づいていると思います。情報過多で多様化の現代、自分の価値をPRする際のキーワードは「希少性」でしょう。昭和・平成時代から人気だったブランド品も、プライドを捨てて他社とコラボレーションすることで「希少価値」を演出し、人気が再沸騰したりする話も耳にします。

 

仕事においてもそれは当てはまる様です。私の尊敬する教育改革実践者の藤原和博さんが提唱する『キャリアの三角形』という定義があります。

起業にしても、営業にしても、多くの仕事をする上で「人に選んでもらう」「人に評価してもらう」ということで、仕事に繋がっていくことでしょう。

 

その為には、自分自身をレアキャラ化して、自分の価値を高めることが重要です。かと言って、突然突拍子もないことをしても収集がつかないのですが、この法則を使えば驚くほどレアキャラ化ができて、人様に認知してもらうことができるのです。基本的な考え方は、3つのキャリアを掛け合わせて「三角形を描く」というもの。

 

まずは、20代の5年から10年で、ある分野の仕事をマスターする。1つの仕事をマスターするのに、一般的には1万時間必要だと言われています。逆に言うと、1万時間頑張れば、100人に1人くらいの希少性が得られるということ、これがまず起点です。

 

次の5年から10年で、違う分野の仕事をマスターします。ここで、2つめの希少性を手に入れることになるでしょう。また、100人に1人の希少性を手に入れたので、100分の1×100分の1=1万分の1となり、「1万人に1人の」の希少性が手に入るのです。これで、2点が結ばれて三角形の底辺となります。

 

そして、40~50代にかけて、三角形の最後の点、3つ目の点をつくります。さらに、違う分野の仕事をすることで、1万人の100倍で、100万人に1人の希少性を演出することができるのです。ちなみに、100万人に1人とは、オリンピックのメダリスト級の希少性になるとか。我々も、表彰台の上に乗れる人になれます。

 

私は、①ファッション業界 ②からだ系業界の経営 ③相談業務(カウンセラー・コーチング・コンサルタント)という、異なる分野の仕事をしたことで、希少価値が演出され、50代でデビューした、終活・相続の分野でも活動ができているのでしょう。

 

更に、縁ディングノートプランナー養成講師というキャリアが加わったので、パワーアップ間違えなし(笑)

 

『縁ディングノートプランナー』は、人生の経験が増えれば増えるほど、価値のでてくる業種です。また、様々な職業と相性がよく、縁ディングノートセミナーを開催しながら、あなた自身の仕事をPRすることもできます。

 

ぜひ多くの皆さまに、今の仕事に『縁ディングノート』を掛け合わせて希少性の演出を図り、さらなる活躍をして頂けたら嬉しく思います。

 

(文責 理事 寺門美和子)