“縁”に込めた想い  

エンディングノートというと、終活を連想する方が多いと思いますが、当協会ではエンディングノートを大切な人とのご縁を深めるノートと捉えています。

イギリスの歴史学者、アーノルド・J・トインビー博士は、「自国の神話や歴史を学ばなくなった民族は100年以内に必ず滅びる」と言っています。
日本は今年で戦後79年を迎え、自国の神話も歴史も学ばなくなってから100年まであと21年しかありません。
戦前は家督相続で、権利と義務が一体化していましたが、戦後は核家族化が進んだことで、親子も兄弟姉妹も互いの考えていることがわからなくなってきたという話も多く聞きます。
その結果、コミュニケーション不足により、争う相続が増えてきたことは言うまでもありません。
また、「遺骨」を放置する事例が年々増加し、葬送の儀式も簡素化し、お墓も閉じる家族が増えているのが現状です。
これを「家族遺棄社会」というそうです。

このような状態が続いていくと、日本は滅ばないまでもダメになっていくかもしれません。
そういった状況に歯止めをかけ、家族や仲間・先祖に感謝をし、『縁を結び直す』ツールとして、このエンディングノートが活用できるのではないでしょうか。

そんな思いを込めて当協会では『縁ディングノート』と呼ぶことにしました。
一人一人の力は小さいですが、同じ思いを持ってこの縁ディングノートを広める仲間が2万人いれば、その影響力は大きくなり、きっと社会を変えることができると信じています。
是非、当協会と共に縁ディングノートの普及をしていきましょう。

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