家族がもめないために!今からできる相続対策
執筆者:上木 拓郎

こんにちは。上級縁ディングノートプランナーの上木です。 

相続の話って、なんだか重たいですよね。「まだ先のことだし…」「うちは大丈夫!」と思っている方も多いかもしれません。

でも実は、相続トラブルはどんなご家庭にも起こりうるもの。

特に、40代・50代の女性は、親の介護や相続の問題に直面しやすい世代です。 

今回は、家族がもめないために今からできる相続対策についてお話しします。 

1.「うちは仲がいいから大丈夫」は要注意!

「うちの家族は仲がいいから、相続で争うことはない」と思っていませんか? 実は、相続トラブルの多くは“普通の家庭”で起こっています。 

普段は仲が良くても、お金や財産が絡むと感情的になりやすいもの。 

また、自分はきょうだいと仲が良いと思っていたとしても、相手も同じ気持ちでいるかわかりません。 

「親の病院や買い物の付き添いは毎回していて、妹から一度も協力するなんて言ってきた試しがない。自分だけ損をした気がする…」という思いが、争いの火種になることもあります。 

 2.遺言書を作るのは親の愛情表現

相続でもめる原因のひとつは「親の意思がはっきりしないこと」です。 

「遺言書なんて、資産家が書くものでしょ?」と思うかもしれませんが、そんなことはありません。財産の多い少ないに関係なく、「誰に何をどう分けるか」を明確にしておくことで、家族のトラブルを未然に防ぐことができます。 

また、遺言書があることで、残された家族が安心して手続きを進められるメリットも。 

親が「自分の財産をどうしたいのか」をしっかり伝えることが、家族への最後の愛情表現とも言えるのです。 

3. まずは家族で話してみることが大事!

相続対策で一番大切なのは「家族で話し合うこと」です。 「お金の話はしにくい…」と敬遠しがちですが、今のうちに話しておくことで、将来のトラブルを防ぐことができます。 

例えば、 

  • 「親の希望は何か?」 
  • 「家をどうするのか?」 
  • 「介護をした人への配慮は?」 

こういったことを少しずつ話し合ってみましょう。 

 4.縁ディングノートを書いてみよう

これまで、親の資産のこと、介護のこと、葬儀の希望など家族で話し合ったことがない家族は、いきなり話し合うのはハードルが高いかもしれません。特に、将来の希望をすぐに回答できる親は多くありません。そこで、相続対策の第一歩として、「縁ディングノート」を書くことをおすすめします。  

縁ディングノートとは、財産のことだけでなく、医療や介護の希望、葬儀の希望などを記しておくノートのこと。そして、親だけではなく皆さんも親と一緒に記していくことで他人事ではなく自分ごとで親の将来を考えることができます。 

  • 「どんな介護を受けたいか」 
  • 「お墓やお葬式はどうしたいか」 
  • 「大切な家族へのメッセージ」 

こうしたことを家族で書いておくことで、家族が迷わずに済み、気持ちの整理もしやすく、家族の皆がどのような考え、想いがあるかを明確に浸透させることができます。  

まとめ 

相続は、避けて通れない大切な問題。でも、事前に準備しておけば、家族の絆を守ることができます。 「まだ早いかな?」と思っても、できることから少しずつ始めてみませんか? 

気になることがあれば、司法書士など専門家に相談するのもおすすめです。 

大切な家族が、いつまでも仲良くいられるように。今からできる相続対策を考えてみましょう! 

(文責 理事 上木拓郎)