縁ディングノートプランニング協会設立1周年に寄せて ~家族の絆の重要性を再考する~
今日は、縁ディングノートプランニング協会が設立されてから1周年記念日です。
しかし、私にとってはもう一つの特別な日でもあります。なぜなら、今日は私の父の命日でもあるからです。この日を迎えるたびに、家族との思い出がいいことも悪いことも蘇ってきます。
振り返れば、20代前半の頃に父を亡くし、その後30代前半で母も失いました。これらの経験を通じて、家族の絆の大切さを痛感しました。相続を通じて直面した様々な困難は、私にとって大きな試練でしたが、それと同時に家族とのコミュニケーションの重要性を教えてくれました。これがきっかけとなり、2007年から「縁ディングノート」の普及活動を始めることになりました。
今日、この活動が広がり、縁ディングノートプランニング協会として1周年を迎えられたことは感慨深いものがあります。私たちの活動は、単なる終活のためのツールではなく、大切な人との絆を深めるための手段です。特に、戦後のGHQの影響で日本国憲法の平等の理念が浸透し、家督相続が廃止されたことで、兄弟姉妹間で法定相続分が平等となりました。この変化は、日本の家族観や相続のあり方に大きな影響を与えました。
また、核家族化が進む現代社会では、家族の絆が希薄になる傾向が見られます。親子や兄弟姉妹間でのコミュニケーション不足は深刻であり、お互いを理解し合う機会が減少していることが懸念されています。このような状況において、「縁ディングノート」は家族間での対話や思い出の共有を促進し、絆を再確認するための貴重なツールとなります。
これからも、縁ディングノートプランニング協会は、家族の絆を大切にし、円滑な相続を実現するための普及活動を続けてまいります。私たちの活動が、多くの方々にとって大切な方や家族との絆を深める一助となることを心から願っています。特に、「家族遺棄社会」と呼ばれる現象が進行している中で、このような取り組みは必要不可欠です。皆様と共に未来への希望をつなげていけることを楽しみにしています。これからもどうぞよろしくお願いいたします。
(文責 代表理事 一橋 香織)